君の事を思い出さない日はない。

いつも心に君がいる。

もうすぐ夏が終わろうとしてる。

君と約束をしたあのクリスマスが近づく。

少しずつ少しずつ。

君に会える日が近づいていく。


「希望ー。」

「んー?」

咲智が元気なさげに、あたしのところへ来た。

あたしと咲智と蒼は同じクラス。

「北川さー。4組の子にも手出してたらしい。」

「マジ?」

「うん。もーマジ最悪ー。」

咲智、北川に恋しかけてたもんね...。

「もうそんなの忘れちゃえー。咲智は可愛いからすぐ彼氏できるよ!」

「だよね!もうあんな奴しーらなーい!」

立ち直り早いなぁ。

「ってわけで!今日も放課後みんな誘って遊ぼ!」

「またぁ~?」