えっ...

「...ダメかな?」

やばい...

「だっ、ダメじゃない!!」

あたしは大声で言った。

「しー(笑)」

「あっ、ごめん...。」

恥ずかしい//

「じゃぁ、約束。」

そう言って、遼くんは自分の小指を出した。

「うん!」

あたしも自分の小指を遼くんの小指に絡めた。

そんな約束を交わした。

「じゃぁ、危ないからもう帰りな。」

「...うん。」

「来年、絶対に会えるから。」

「うん!」

あたしはそのまま帰った。