black×dream


だからいってあげた。

ハッキリと


君は無理って




そしたら君はなぜかあきれた顔して……



そしたらその目がくるしみと憎しみが混ざったような目をして

「最低!」



は?


いや変な人すぎて怒りなんてわいてこないわ




なんなんだ君は。




「二度とこの道を歩かないで。」




この言葉をどなるようにいいつけ


走っていた君。














「いや、無理だから(笑)」










雨に濡れた俺と



俺の斜めに倒れてる

赤と黒の2つの傘だけが



人通りがすくないこの道に



なんだか




おいてけぼりな気持ちになった。