だからいってあげた。 ハッキリと 君は無理って そしたら君はなぜかあきれた顔して…… そしたらその目がくるしみと憎しみが混ざったような目をして 「最低!」 は? いや変な人すぎて怒りなんてわいてこないわ なんなんだ君は。 「二度とこの道を歩かないで。」 この言葉をどなるようにいいつけ 走っていた君。 「いや、無理だから(笑)」 雨に濡れた俺と 俺の斜めに倒れてる 赤と黒の2つの傘だけが 人通りがすくないこの道に なんだか おいてけぼりな気持ちになった。