「大丈夫?」
 

「大…じょ…うぶ」


久しぶりに走ったから、めちゃくちゃつかれてた。

喉もカラカラだった。

「ちょっと待ってて、」

イケメン君はそう言うとどこかに行ってしまった。

しばらくして、戻ってきた時には、

「これ…」

オレンジジュースを持っていた。

「くれるの?」

と聞くと、こくんと頷いた。


喉が渇いてからか、いつもよりオレンジジュースがおいしくかんじたー…