阿部勇生と10日間戦争


俺は急に吐き気を感じた。

本当にこのおっさん達についていって大丈夫なのだろうかと、


「おい!兄ちゃん、どうした!?顔色悪いぞ?大丈夫か?」


「大丈夫…だ…」


って!!大丈夫なわけねーだろ!お前らのせいで余計なストレス増えたわ!!



「まぁ大丈夫なら、本題に入るぜ。」

ドヤ顔のおっさん。


「ちょっと待て、阿部!本題に入る前に、俺たちのコードネームを決めとこうぜ!」


コードネームだと!?
この少数人でそんなもん必要なのかよ!?


ますます悪循環になりそうな予感しかしなかった。