阿部勇生と10日間戦争

部屋に入ってきたのは、茶髪の40代男性だった。

その男はいきなりの俺の存在に、ビックリし指をさしてきた。


「お、お前、誰だ?」


その時、俺もいきなりの茶髪の男の存在にビックリしていた。


「え、えっと、俺は、ただこのおっさんに連れてこられて…」



緊張で上手く喋れてない俺。


「おっさん!?もしかして、阿部のことか?」


「…はい。」


すると、茶髪の男は状況をなんとなく把握したのか、ソファで寝ている、おっさんのところへ行った。