阿部勇生と10日間戦争



それから、数時間がたった。


俺は、いつのまにか、寝ていたようだ。


周りを見ても、暗い。
夕方くらいだろうか?


だが、おっさんの言う、仲間はまだ、来てない。
それどころか、おっさんはガッツリいびきをかいて寝ていた。


なんだか、親父を見ているような気分だ。


俺は温情にも、そのまま、おっさんを寝かしておいた。


そして、数分後、


ガチャ


部屋のドアが開いた。