「ははは兄ちゃんは面白いな!でも、余計に気にいったぜ!よし!!いっちょ、調べるか!」



「え、なにを!?」


もしかして…


「決まってんじゃねぇか!この事件のことだよ!えっへん!」


やっぱり…


ドヤ顔で言いきった、おっさん。



「でも調べるってどうやってさ?」



「一つだけ、考えがある。でも、その前に、兄ちゃんをわしの仲間に紹介したい。着いてきてくれ。」


そう言って、おっさんは、俺をどこかへ誘導した。

本当にこんなホームレスのおっちゃんが調べられるのかぁ?


俺は不安しかなかった。
だが、このまま待っていても、しょうがないと思い、黙っておっさんに着いていった。