「そのニュースは間違ってる。俺は絶対にやってないんだよ…」

俺は昨日の朝から、おっさんのウンコまでの事を全て話した。



おっさんは最初、全く信じる気がなかった。だが全てを聞いて、少しだが、信じようとしてくれた。



「…。つまり、兄ちゃんはやってないってことか!!」



「だから、最初から言ってんだろうが!」



「すまんすまん。でも今の兄ちゃんの話が本当なら、妙だな。」


「何がだよ?」



「犯人が別にいるってことになるじゃねぇか。」



「あ、そういえば。」


なぜ、そこに気づかなかったのか、自分が悔しくなってきた。