「おい!なに言ってんだよ。おっさん。俺はそんなことやってねぇさ。人違いだ!」


必死で反論する俺。



だが、


「ダメダメ〜嘘ついたって。ちなみにそのお金どこに隠したの?ていうか、金額はどのくらいなの?」


ズボンを上げながら質問責めしてくる、おっさん。



「だからー!俺はやってないし、金額も知らないし、どこにあるかだってわからないの!!」


必死を通りこしてキレてる俺。


「ははは。まだ自分じゃないと言い通すのか…。」

おっさんの顔が怖くなった

が、次の瞬間、

「気にいったぜ!兄ちゃん!!俺、犯罪者と一度話してみたかったんだよ!ついてきな。」

と言って、おっさんは俺をどこかに誘導した。