「おっさん。ティッシュあったぜ。ほらよ」

俺はティッシュをおっさんに投げた。


すると、おっさんは、それをキャッチし使用した。


「ふぅ〜助かったぜ。兄ちゃん。ありがとうな。」


ケツを拭きながら感謝してくる、おっさん。


「まぁ、別に気にすんな。じゃあな。おっさん。」

そう言って俺は立ちさろうとした。

野糞している、おっさんとは普通に絡みたくないからだ。


だが、おっさんは引き止めてきた。


「まぁ、待てよ。兄ちゃん。お前、国家財産に、手を出したっていう犯人だろ?」


ギクっ!!

俺の中の時間が止まった。