阿部勇生と10日間戦争

俺は急いで朝の支度にとりかかった。

やべえ。あと五分で家出ないと遅刻だぁ!

「ゆうき。」

また不意に呼ぶ親子の声。

「なんだよ!?」

ったく。何の用だよ。こっちは急いでるってのに。

「今日帰ってくるときに、晩飯にカツ丼買ってきてくれ!!」

「おう…わかった。」

って!!そんなん後で電話で言えよ!
今急いでるってのにさ!!
てか、自分で買ってこいやぁー!!

俺は、むしゃくしゃを抑えながら、出る準備を進めた。