阿部勇生と10日間戦争

「竜也!頼む!今お前ん家の前にいるんだけど入れてくんねぇか?」


焦りながら言う俺。

すると

「お、うん。いいよ。ちょっと10分まっててにぇ〜」

竜也は心良くOKサインをくれた。

「さんきゅ!」


竜也に本当感謝だわ。


そして、10分と言ったが15分待たされて、家に入れた。


家に入ると竜也はなにも言わず、グラスを二つと、アクエリアスのペットボトルをだしてきて、こう言った。


「阿部。仕事は?」

やっぱりその質問来たー!!!


俺は4年前に学校を辞め、長い冬休みを迎えてた。
その間、仕事をいろいろやってきたが、
どれもそんなに続くことはなかった。


だから今回もそれだと思われたのだろう。