俺はその声のする方を見た。
すると、
中年のGメンらしい女性が秀太の手を掴んでた。
俺はそれを見ると、猛ダッシュで逃げ始めた。
それと同時にもう一人のGメンらしき人物が現れて、俺を追いかけてきた!
目の前が赤信号だろうと俺は必死で走った。
その時に、靴が両足脱げてしまったが、それでも走った。
捕まりたくないからだ。
だが、結局この後、俺は捕まった。
でも捕まってよかったよ。
あの時捕まってなかったら、今だに、そういうことしてたかもだしな…。
だけど、今回は違う。
捕まりたくない。
だって悪いことしてないし。
なんたって追われる理由がわからないから。

