俺たちは店から頂いたものを、バッグに詰め、その場をあとにし、デパートの出口向かった。 途中、不穏な警備員の動きがちらつく。 「なぁ秀太。なんかヤバくないか?」 「なにが?」 秀太はこの行為に慣れすぎて、感覚が鈍ってたが、 この状況は絶対やばい!!と俺は思った。 ただの思いすごしであればいいと祈りながら、俺たちはデパートの出口にたどり着いた。 ふぅ。なにもなくてよかったぜ。 俺は軽く安心した。 だが!その瞬間!! 「君ちょっと待ちなさい!」