「確保〜!!!!」


次から次へと俺の方へ走ってくる警官達。


「え、ヤバ!てか何で!?」


俺はすぐさま原付を止めてる場所まで猛ダッシュした。


すると

「被疑者が逃げるぞ!!全員逃がすなよ!」

警官たちの走るスピードが上がった。

完全に俺を捕まえようとしてるようだ。


なんとかして逃げなければ!

俺は死ぬんじゃないかってくらい本気で
走った。
そして、走りながら、ふと過去を振り返ってしまった。


前にもこんな事があったことを。