俺の一言にズーは半泣き状態で、答えた。

「うん。大丈夫だよ。でも疲れちゃった…。最後に勇生を一目見たい…。」



最後!?


俺はその言葉で目が覚め、焦りを感じた。


「お、おい!最後なんて言うなよ!つか死ぬなんてバカげてるって!考えなおせよ!」


「勇生…。」


「てかお前、今どこにいるんだよ!今すぐそっちいくから!死ぬなんて考えるな!現実からバックれんなよ!!」


ズーは泣いていた。


俺はズーに場所を聞いて、すぐさまズーのいるところへ向かった。