「20くらい?」 本当に晴瑠はいくつだか分からない。 だから適当に言ったら、 「えっ…俺…そんなに…」 晴瑠がすごく深刻そうな顔した。 「20歳っぽい?よかった。子供っぽいと思われてるのかと思った」 晴瑠は喜んでるのに、なんだか考え込んでしまった。 適当に言ったらあたった…。 晴瑠は20歳なのか。 「ホントは22歳」