「あっ暑いからねーっアツアツ!!」

「…じゃ脱げよ」

「なっっ?!!」


ビックリして椅子から勢いよく立ち上がる

「何?」

なんでそんなニヤニヤしてるの

「むっ虫いて…立った。」


私だけ緊張してるじゃん

「虫ねぇ…怖ぇんだ?」

フッと口が緩む

優しく私を見つめてる目

「少しねっ」

ドキドキする…

「以外と女子じゃん」





なっにそれ…私を口説いてるのっ!?

以外て!女子て!!

「実はね!!!ハハっ女の子なのだ!」

声のトーンが上がってる…

もう緊張してるのバレてるって…


春彦は立ち上がって私の隣の椅子に座った

「なっに…」

「ココ座っちゃわりいか?」

距離が近くなったから余計ドキドキするって

「食器洗おっと!!」

ガタっと音をたてて椅子から立ち上がる

素早く立ったのに




手を掴まれた