~とある国~ 「おばあちゃん! 今日はどんなお話しをしてくれるの?」 一人の少女が尋ねた。 「今日のお話しかい? そうだねぇ...この国を造った人々の話しをしようかねぇ」 近くにいた老婆がそう答えた。 「うん!」