その時だー
彼女が目を覚ましてしまった
顔と顔がくっつきそうなくらい近かったので
俺はもちろん彼女もビックリしていた
「っあ!ご、ごめん!」
「あ…杉沢くん?」
意外だった
話もしたことなかった俺の名前を
覚えててくれるなんて。
返す言葉が見つからず
困っていると、
「下の名前は?」
と先に聞かれた。
彼女が目を覚ましてしまった
顔と顔がくっつきそうなくらい近かったので
俺はもちろん彼女もビックリしていた
「っあ!ご、ごめん!」
「あ…杉沢くん?」
意外だった
話もしたことなかった俺の名前を
覚えててくれるなんて。
返す言葉が見つからず
困っていると、
「下の名前は?」
と先に聞かれた。

![心雨~こころあめ~[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.763/img/book/genre1.png)