ドアの外に立っていた彼女は
俺の方をチラッと見ると、
「屋上について来てもらっていいですか?」
と言った。
屋上だなんて
まぁベタな所を選んだな~と思っていると、
「あ…イヤならいいんです…」
と言った。
「ここじゃダメかな?」
そう言うと彼女は顔を赤くし、
黙り込んでしまった。
「ごめんけど…はっきりしてくれないやつはちょっと…」
そう言うと彼女は顔をあげ、
俺の目を見ると
「すいません」
と言って走って行ってしまった。
「はぁ…」
ため息を付いていると
「いいのか?あんなキツいこと言って」
と瞬が突っ込んできた。
「いつまでも言わない彼女が悪いだろ」
「まあ…そうかもしんないけどさぁ?
お前モテるんだから…
もう少し女に興味持てば?」
「無い訳じゃねーよ!」
なんだかムシャクシャして
そのまま教室を飛び出した。
俺の方をチラッと見ると、
「屋上について来てもらっていいですか?」
と言った。
屋上だなんて
まぁベタな所を選んだな~と思っていると、
「あ…イヤならいいんです…」
と言った。
「ここじゃダメかな?」
そう言うと彼女は顔を赤くし、
黙り込んでしまった。
「ごめんけど…はっきりしてくれないやつはちょっと…」
そう言うと彼女は顔をあげ、
俺の目を見ると
「すいません」
と言って走って行ってしまった。
「はぁ…」
ため息を付いていると
「いいのか?あんなキツいこと言って」
と瞬が突っ込んできた。
「いつまでも言わない彼女が悪いだろ」
「まあ…そうかもしんないけどさぁ?
お前モテるんだから…
もう少し女に興味持てば?」
「無い訳じゃねーよ!」
なんだかムシャクシャして
そのまま教室を飛び出した。

![心雨~こころあめ~[短編]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.761/img/book/genre1.png)