あなたが笑ってる。

心臓が壊れそう。


いっそ壊れてしまえばいい。


この目も、耳も。


あなたを見たくない。
あなたの声を聞きたくない。

何も感じたくない。
もう苦しくて、つらくて。


目を閉じてみても、耳を塞いでみても。

全身であなたを探してしまう。


そして、あなたのひとつひとつの仕草に、
どうしようもないほど傷付いてしまう。

あなたのせいではないのに。


ただ、あなたが、

どれ程遠い存在なのか、

ただ、それを思い知るだけで。