「あなたのこと、信じていいの……?」



そう聞いてくる少女は、屋上の時のあの絶望しか写していない目じゃなくて、期待と不安をまぜこぜにしたような目で俺を見た。



大丈夫、おれは絶対こいつを心から笑えるようにしてみせる



だから……俺を信じろ