ホストな君

私は世界にいらないのに


そんなことを考えるとまた胸がギュッと締め付けられて




クルシイ、クルシイ、クルシイ……








そのことを隠すように私は俯いていると







「ほら、入れよ」


と私の背中を押した




なんなの



私の気持ちも知らないで





男の人に気づかれないように思わずため息をついた