「ウチにおいで?」


え…?






「嫌だ」






私は消え入りそうな小さな声で呟いた







見ず知らずの人にまで迷惑かけるなんて
そんなことできるわけない






「こんなゴミみたいな私に構わないでよ」






「は?」






男の人の意味がわからないそんな顔をしたこと見て見ぬふりをして






おどけた声をだした





「…ってことで!」







私は目から何かを流したながら勢いよく抱きしめられてた腕を振りほどき立ち上がった