正直、ここのところうんざりしていた。 金があり、自分で言うのもなんだが、結構顔も整っているから女に囲まれていて、不自由のない生活 飽きはしなかったが…何か足りない、そんな感じだった。 そんなとき、誰も知らないはずの、俺のお気に入りの屋上で ひとりの少女を見つけた。