真柴さんは康人に安達さんに立ち上がって、熱弁を振るうが二人は冷ややか反応。



「俺の味方は芳樹だけか・・・」


「芳樹は妖・天狗族の最後の純血種だ」


「はぁ?芳樹が天狗!!?」


安達さんのニヒルな顔が驚き顔に変わった。



「天狗となった芳樹は冥府の国を統べる。悪しき妖も冥府神であり、天狗の長の芳樹に畏怖の念を抱き、仲間となる。そこで、俺たちが一気に攻めて、殲滅すれば、状況は好転の兆しを見せる」



「康人にしては…少し残酷なやり方だな…。芳樹を囮に使うなんて…」


花奏も康人に利用されたのか・・・