「俺の力は古の世界を統べていた時神に似た力だと言っていた…」
「時…神」
父上はまた、俺を使って、何か企んでるのか?俺と滋弥は父上の野望から生み出された。
「いいから吸え…」
康人は右手に持っていたカッターナイフで左手首を切った。
暗闇に近い部屋の明かり。それでも、俺の双眼には康人の左手首から流れる紅の血の色を捉えた。
「やめてくれ…」
俺の喉奥の渇きがいっそ、強くなる。
康人の血の匂い。
甘美な香り。蜜蜂が甘い匂いの放つ花に吸い寄せられるように俺もヤツに吸い寄せられた。
気づけば…康人の傷口から流れる血を啜っていた。
「時…神」
父上はまた、俺を使って、何か企んでるのか?俺と滋弥は父上の野望から生み出された。
「いいから吸え…」
康人は右手に持っていたカッターナイフで左手首を切った。
暗闇に近い部屋の明かり。それでも、俺の双眼には康人の左手首から流れる紅の血の色を捉えた。
「やめてくれ…」
俺の喉奥の渇きがいっそ、強くなる。
康人の血の匂い。
甘美な香り。蜜蜂が甘い匂いの放つ花に吸い寄せられるように俺もヤツに吸い寄せられた。
気づけば…康人の傷口から流れる血を啜っていた。



