どうせ、また、厄介なコトを俺に押し付ける気でいるな…



 神様とは横暴なお人だ----・・・


 人に使われるのが嫌なら己が三世世界の頂に立つしかないなぁ。


 それも、面倒だ…


 「何考えてる?」


 「別に…」



 花奏を見てると毎日思うコトがある。



 「三千世界の鴉を殺し、主と朝寝がしてみたい」


 「何それって・・・確か…幕末の高杉晋作の…?意味はわからないけど」



 「そうか…意味がわからないか…まぁ、今夜…俺がじっくりと教えてやるよ」



 「なんだか…ヤバい意味がありそう…遠慮するわ」


 「遠慮するな…花奏…」


 俺はずっとお前を離さない・・・ずっと、な。



   END★