知弥と同じ銀色の髪。


でも瞳の色は青い瞳。


白い王子様風の衣装に身を包んでいた。



「ともかく俺は急ぐ…」


私は龍神様の上着の裾を引っ張った。


「んっ?」



「わ、私も連れて行ってください…亜希都さんや悠樹君も心配だし、三種の神器も城に忘れてきたんです」



「・・・気は立派だが…まだまだ、ヒヨコだな~知弥も苦労するな」



「龍神様は知弥を知っているんですか?」



「ああ~一緒に来るといい」


「はい」


「じゃあ~僕たちも…」
滋弥君が便乗する。



「お前らは留守番だ!」