「…速水さん・・・」



「芳樹でいいと言ったはずだが…」


「『白鬼』に冥府神の力を授けたんですか?」


「君には関係のないコトだ…」



「関係あります!知弥にとって…『白鬼』は・・・」


「ライバル…だろ?」


「鬼の秘めたる力は世界を…」


「それは承知している…でも、俺の相手は神3人だ…殺られるのは俺だ…」



「・・・」



「『白鬼』の力だって、知弥なら封じるさ…。俺の呪詛を解呪したんだからな」



知弥ーーー・・・