WHITEMOON~あやかしの神様~

「ゴメンなさい…花奏さん」


「私の方こそ…ゴメンなさい…亜希緒さん」


「どうしてあなたが謝るの?」


「それは…」


亜希緒さんに『言うな』と速水さんには言われたけど。

私の相手は知弥であって・・・

速水さんじゃない!!


このままだと、二人は…すれ違ったままで。


私が真実を話さないと…



「花奏様…」


私が話そうとした瞬間、千早さんが呼びに来た。



「迦楼羅様がお呼びです…」


「・・・花奏ちゃん…」


「!!?」


亜希緒さんの手から離れて、悠樹君が私の前に立つ。


「パパはママのモノだ!!」


「迦楼羅様に貴方のお母様は相応しい相手ではない…。花奏様こそが…」