WHITEMOON~あやかしの神様~

『鬼』にはそれぞれ、『秘めたる力』があって、



その秘めたる力は世界を混沌とさせる恐ろしい力だとお祖母様は言っていた。



「待って!!皇さん」



「?」


皇さんは再び、足を止めて、振り返った。



「その秘めたる力は使っていけない!私のお祖母様は世界を混沌させる恐ろしい力だと言っていた…」



「俺は冥府神様のご命令で使用する…」


「・・・」


「天狗族には加担するつもりはない。あくまで、俺は…天狗神・迦楼羅様ではなく、冥府神様だと思い、動いている…我ら、妖が世界を支配した暁には…それなりのポストと力を用意してくれるそうだ」


「・・・」



「・・・千早…朱雀が去っても…側近のポストは我らが狙っていると言うコトだ…」