WHITEMOON~あやかしの神様~

「何なんだ!?あの力は…」



「第二波が…向かってくる…」


「はぁ?」



康人は涙を押しとどめ、床に落ちたロッドを拾い上げる。



次から次へと繰り出される紅の閃光を二人で避けてゆく。



「知弥…危ない!!!」


俺に向かって来た紅の閃光。

康人が己の身を徹して、俺を突き飛ばし、まともに食らった。



「康人!!?」



「弟の霊にマジでは力を出せないようだな・・・ヤッキー」



「お前は?」


燃えるような朱鷺色の髪に、背には朱色と黄色が混ざり合った翼。



「レーア…」



「今は朱雀だよ。ヤッキー…」



レーアが朱雀とは・・・



「お前が…実流に力を与えてるのか…」