WHITEMOON~あやかしの神様~

「なんだって?それは本当なのか?康人」



「ん、あ…」



俺の問いに曖昧な返答をする康人。



実流の背中から溢れる尋常じゃない黒い呪詛のオーラ。



「神がかけた呪詛だ。知弥」


「はぁ?」



「お兄ちゃんも神なのに、酷いよね…僕を…見殺しにするなんて」



「それは・・・それぞれの命には持って生まれた運命があるんだ。神とてその運命を捻じ曲げるコトはできない。お前を来世の輪廻に乗せる為に…俺は」