幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

…珠?


「……ああ。緑石か」

小野寺はポケットを探る。



--あ、あった。

「これのことか?」


小野寺が手を開くと、そこには美しく光る緑色の珠があった。



「お前はこれに触った途端時空を飛んだんだな?」


「僕の記憶が正しければな」



それを言うと、土方は難しそうな顔をしたが、



「…とりあえずこれは預かる」

と、珠を片手にすぐに去っていった。