幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「……何やってんの?」


少年が体育館裏を通りかかった時、凜とした声が聞こえた。



「………?」

不思議に思い少年が顔を向けると、そこには一人の少女が大人数の上級生に囲まれている光景だった。



その集団に向かって、何故か竹刀を向ける少女が一人。





「は?あんた何?関係ないでしょ?」

「そういう問題じゃない」





少女は強い瞳を向ける。



「高校生のお姉さま方が中学生にリンチ?レベル低すぎませんか?」

「は?あんたには関係ないでしょ?」


「どうせレギュラーをその子に取られたとかそんな理由でいじめてるんでしょ?あんたたち、みんな同じ部活だもんね」