幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

嫌だった。

土方と一緒にいたい。
貴方と一緒に世界を見たい。




「…………かはっ…」

「姫!!!」

















――――――ぎゅっ……

















「は、なして……」


土方は、
小野寺をぎゅっと抱き締めた。


「………俺は、もういい」

気が付くと、土方の声が震えていて。



「もう、いいから……」


なんで。
なんで、そんなことを言うの?



「幸せになろうって言ったじゃない。ずっと一緒にいようって、君が言ったんじゃないか…!」

「ごめん、ごめんな、姫」



なんで、なんで止めるの?

貴方がいるから私は幸せになれるんだよ?






「でも、俺のせいでお前が死ぬなんて、俺が耐えらんねえよ……」