幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

辺りが光に包まれる。



「……………ぐっ」

「ひ、め………!」



能力の反動か、視界が眩む。





「止め、ろ…。お前が、死んでしま………」

「一人にしないで」




「……………!」






お願い。


ずっと貴方と一緒にいたいんです。
貴方がいるから、世界が輝いて見えるんです。

貴方がいない世界で生きる意味って、何なんですか?




「かはっ………」

「!!!」




口の中が、鉄の味で満ちる。




「止め、ろ…。お願いだか……」

「やだ!」





小野寺は、わかった。

きっと土方を救えば自分は助からない、と。




でも、


「や、だ。やだよ。やなんだよ。私は、君と一緒がいいんだよ…」