幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

慌てた男は、叫ぶ。




次の瞬間、銃弾が宙を飛んだ。






ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!



「近付くなと言ったのに動いたお前が悪い!悪く思うなよ!」

「――まぁ、悪いとは思っていないが、確かにいい気分ではないな」







――――――……え?



「突然撃たれたこっちの身にもなってみてよ。悪くも思うだろう?」




シニカルに笑うその影は、



さっき確かに撃ったはずの女の姿だった。







「……どういう…?」


「こちらの条件を言おう」





小野寺姫は、ゆっくりと虎から降りた。