幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「……ああ、そうだな」

だって、



この場にいるみんなを、笑顔にしてしまうのだから…。




―――――
―――



コン、コン





「……どなたですか?」


場所は、屯所から少し離れた小さな建物。


沖田総司は、ゆっくりと重たい身体を起こした。






剣を握ることが出来なくなってからもう随分が経つ。

身体が思うように動かず、息が上がるのも早くなった。







嗚呼、死が近付いている。
そんな恐怖が彼を蝕んでいった。






それにしても、久しぶりの訪問者だ。

沖田は首を傾げた。