幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

だから、


「だから、私は戦うよ。でも、誰も殺さない。敵とか味方とかそういうのないと思うから」




どんな人間にだって、家族がいて、友人がいて、恋人がいる。

無条件に奪われていい命なんてない。







「どんなに都合がいいって思われたって子供だって思われたって無様だって思われたって構わない。それが、私のやり方だから」


小野寺は、絹のような黒髪を揺らした。





「これは不正解かもしれない。でも、正解かもしれない。まだ分からないから、私はこの方法を採ることにするよ」