幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「私たちは生きている人間だ。迷うことなんてあって当然だろう」



三人の隊士の目に映ったのは、

白い、虎だった。




「全く。君たちはどうしようもないな」

そう言って笑う少女は、あまりにも美しかった。




「小、野寺ちゃん…?」


「式、ありがとう」

小野寺が呟くと、ふっと虎が消えた。





小野寺は、くるりと三人の方を向く。



「小野寺ちゃん…なんで…」

目を見開く永倉。




「あ、お久しぶりだな。永倉と原田は」


「え?ちょ、え…?」