幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

そして、見つめる。


――‘戦わないよね?’






土方は、ゆっくりと首を縦に振った。

「……………ああ」








―――――――
――――




「ウラアアアアアッ!!」


ザシュッ





血飛沫が上がる。

藤堂平助は、目の前の新撰組隊士に刀を落とした。




「はぁ、はぁ」息が切れる。

彼は、辺りを見回した。






伊東が、死んだ。
大事な同志で、大事な友人。

共に日本を変えようと誓った存在。



これは、彼の弔い合戦だ。






今、目の前にいるのは、敵。
伊東の、仇。
殺すべき、相手。



そして、