幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

小野寺に、とある確信が生まれる。

なんだ。
簡単じゃないか。



これは、私だから出来ることだ。





「……小野寺?」

急に黙り込んだ小野寺の顔を、土方がのぞき込んだ。







やることは、決まった。








「1か0じゃない。そんな結末を私はつくりたい」


「……………え?」



小野寺は、土方を見つめる。

そうだ。今は、過去。



これから先は、全て「未来」の出来事。
いくらでも変えられる。





「殺すか殺されるかじゃない。そういう第三の道があるかもしれないじゃないか」


旧幕府軍か、新政府軍。
どちらが勝ってどちらが負けるかではなくて。




「みんなが幸せになれる方法が、あるかもしれない」