幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

小野寺の影はいつの間にか見えなくなっていた。

嗚呼。帰るのだろうか、彼らのところへ。



「……さあ、帰れ。小野寺姫」

次は、

次会うのは、





「俺とお前が、殺し合うときだ」











小野寺姫がいない部屋は、とても静かだった。











――――――――
―――――
――



それから数週間後。

土方たち新撰組は、禁門の変の長州藩制圧に貢献し、屯所に向かって歩いていた。



「ふわーうっ。俺寝たい…」

「新ぱっつぁんはいつも寝てるじゃん!」

「てめえは寝てないからちっこいまんまなんだよ、平助!」

「な、なにをー!?」




その功績が認められ、新撰組は確実に力を伸ばしていった。