幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「…はっ。面白い女」


元治元年7月17日。

小野寺姫と青蓮院碧が次に出会うのは、それから数年後となる。



小野寺は背中を向けた。
そして、真っ直ぐ歩き出す。



「……………あいつと出会うのがこの時代じゃなかったらなあ」

自嘲してみる。



小野寺は振り返らない。
自分の帰るべき場所へ突き進んでいく。




「…………全く。散々だなあ」

青蓮院の真っ青な目に映る小野寺の影が、小さくなっていく。



「これもお前の計画のうちか?」



同じくらい青い空を見つめた。



















「蓮宮クンよ」