幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「何の真似だ」

「……ふふっ。やっぱり似ているね。あの子たちに」




あの子たち?


「それって、誰…」

「いづれ、分かるよ」



分からない。
蓮宮来愛という人間が、分からない。


「でも小野寺さん。君が僕に従った方がいいのは確かだ」

蓮宮は、初めてその表情から笑顔を捨てた。



「……何故?」

「君が今、僕のお願いを無視したら、君の大切な人がまずいなくなることになる」


「僕の……?」



心当たりがないと言えば嘘になる。




「乃愛のことか!?」


ぱっと、



蓮宮から離れた。