幕末トリップガール~陰陽少女と新撰組~

「だから、ある女の子に会ってもらいたいんだ」


「ある、女の子……?」

誰のこと…?


「見れば分かるはずだよ。この時代……いや、‘現代’にいることが有り得ない存在だからね」

そう言って、蓮宮はシニカルに笑った。



「どういうこ」

「そのまんまの意味」


ね、と美人局に相づちを打つ。
美人局は目を細めた。



「それで、会ったらこう言ってあげてね」










にこっ……















ただ、純粋に、

素直に、

率直に、









‘なんて気持ちが悪い笑顔なんだろう’





そんな感想が、浮かんだ。







「――――――…、って」